2020年の春から始まった新型コロナウィルスの影響で私たちを取り巻く環境は
大きく変化しました。
リアルでの対面コミュニケーションが大きく制約を受け、在宅テレワークが一般化しました。
会議もオンラインとなりました。
そして、今まで当たり前とされていたこと、
例えば決済ハンコ承認のようなものなど、それ、紙で回さなくても問題ないんじゃないの?
のようなことがどんどん効率化されてきているとおもいます。
新型コロナ以前は、物理的な「場所」に縛られていたがゆえに行動が制限されていた
様々なコミュニケーション
コロナ以降においてはそうせざるを得ないという要因ではありますが、
こういった制限がなくなり、
場所と移動時間の大幅な効率化が一気に進みました。
コロナという外圧によって旧来の行動スタイルからの変革が加速しました。
10年分の変化が一気にすすんだとも言われていますね。
それに伴って個人の働き方、生活スタイルも大きく変化しました。
そういった意味ではより多様性が許容される社会になったとも言えます。
また、
一度に多数の人たちと時間と場所の制限をこえてコミュニケーションをとる
といったことのハードルが一気に下がりました。
webアプリケーションや通信技術というインフラ面の恩恵はもちろんありますが
それに加えて、一般の個人の方がZoomやオンラインサロンなどを主催
し多数の人とコミュニケーションする
ということがオンライン上で実現しています。
個人発信によるオンラインコミュニケーションというものが
「特別な有名はあるいは才能のある人たちだけのものではなく日常化」した
といえます。
ご存じのように、かつてはリアルタイムの情報発信元は会社業態が主でしたが、
現在は個人が発信することが当たり前となり、
この変化は今後より加速して行くと思われます。
このようなスタイルが「社会全体のスタンダードになった」
ということが大きいでしょう。
個の発信
少し前までの日本社会は
「生涯ひとつの会社」
というスタイルがいわば基本的な働き方でした。
学校を卒業して企業に就職したらそのまま定年まで同じ会社。
しかし昨今は、もはや大企業だからずっと安心という時代ではなくなりました。
どこの会社で働くか?が基準ではなく
・仕事における自身の価値観をどこにおくか
・自身の立ち位置、他の人に比べて自分の優位性
・出世か収入か安定か
自身がどうあるべきか、会社の中においてもセルフマネジメントが必要で
個々人が個性を活かして成果をあげていく力がより求められるようになったかとおもいます。
ある意味、
集団にうもれていて全体で進んでいけばよかったような
経済が安定していた平成前半あたりまでの時代よりも厳しい時代といえます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。