こんにちは。
今日も、このブログを開いていただきまして
ありがとうございます。
さて、今回のテーマは
「無から生み出す」
ということについて進めていきたいとおもいます。
目次
▢ ビジネスコンテンツは芸術作品ではない
▢ 考え方がわからないと動き出せない
▢ 完全に新規の概念を生み出すのはむずかしい
▢ 組み合わせによって新しい価値はうみだせる
▢ まとめ
▢ ビジネスコンテンツは芸術作品ではない
まずは、
今回のテーマ
「無から生み出す」
の意味についてですが、
”何を無から生み出すのか”、
ということですが、
このUSPビジネスカテゴリ内で扱っています
コンテンツビジネス を 無から生み出す
ということで話を進めていきたいとおもいます。
まず、
ネットコンテンツ自体は自分で作り出すので
形のうえでは、
いままでなかったファイルを自分で作り出す
という点においては、これも確かに
無から生み出す
ということにはなるのですが、
ここでは、もう一段下げて
オリジナルコンテンツを0から創り出す
ということで捉えていただければとおもいます。
▢ 考え方がわからないと動き出せない
オリジナルコンテンツを0から創り出す
というテーマは解ったけれども、
じゃ、それはどうやって創り出せばよいのか?
自分にはそんな特別なスキルやノウハウや知識は無いので
難しい
あなたも、このように感じられたかもしれません。
しかし、コンテンツビジネスにおいては、
いままでに見たことも聞いたこともない
完全にオリジナルな新しいものを、
ということは、現実的ではありません。
芸術作品のような場合は、
言語化出来ない、その人独自の感性を源として
表現される、そういう意味で完全に無から生み出す
ということが可能な場合も多いでしょう。
完全なオリジナルの作品が生み出されなければ
ならない、
というところにフォーカスしてしまうと
”そんなもの、出来ないですよ”
ということになってしまいます。
▢ 完全に新規の概念を生み出すのはむずかしい
ここまでですでにお気づきかとおもいますが、
ネットコンテンツは芸術作品のように
無二のものである必要はありません。
完全に新規の概念を生み出すというのは
相当に難しいことです。
一般的にオリジナルの独自性を認定するのに
「特許」
という制度があります。
仕事がら、
僕もいくつか特許を取っておりますが
これらも実は、完全に独自の新ネタということではありません。
技術発展初期のころとは異なり、現在においては
完全に新規の発想はもはや無いといわれています。
つまり新規ネタの基本は出尽くしているということです。
従って、日々世界中で創出されている特許も
過去の特許の中のいくつかを組み合わせて説明できるものだと。
もちろん
発案者自身は「完全に新規の考えだ」
と思って特許化していますし、権利化も出来ているのですが、
内容を分解すると、
すでに過去に出されているものを融合させたもの
になっているということです。
iPhoneもそのようなものです。
開発当時にすでに世の中にあったいくつかの技術の
組み合わせで作られたものということです。
タッチパネルなど個々の技術はすでに実用化されていたものですので
技術的に先進的だったかというとそうでもなかったのです。
ただし、それらの技術を組み合わせたその上に価値を見出したのです。
当時としては新感覚であった、
”指で画面をなぞって操作するのがかっこいい”
ということで普及が進んだようです。
▢ 組み合わせによって新しい価値はうみだせる
先にお話ししました例のように
完全にオリジナルでないと価値がないのか
というと
そのようなことではありません。
既に知られている分野と別のエッセンスを
組み合わせて考えることによって
新しいカテゴリを創り出す
これで大丈夫です。
また、
価値を決めるのは、
コンテンツの作成者であるあなたではなく、
お客さんなので、
自身で自分のコンテンツが価値があるのか無いのか
と悩んだり判断したりすること自体
本質的には気にする必要がありません。
ということで、
「無から生み出す」第1話はここで終了としたいとおもいます。
最後まで読んでくださってありがとうございました。