「怒れ許せないという強く純粋な怒りは手足を動かすための揺るぎない原動力になる」

とこころの叫びとして炭次郎に話かけるところ。

私もこのシーンとても好きです。

ただ、初めて見た時には、ここに少し違和感を感じました。

怒りー　この感情は本来的には捨てないといけないという自身の心情

もっというと怒りをどうコントロールするかというテーマについていろいろと調べ吸収してきた身

としては、　怒りを原動力にする、ゆるぎない、　というところに

若干の反発もあり、悲しさとむなしさを感じたわけです。

そうこうしているうちに鬼滅の刃にハマりだし、何度もこのシーンをみていました。

と同時にちょうど　怒り　について調べていくうちにいくつかの動画などで

ブッダ＝釈迦の教えに触れることになりました。

三毒というものがあるそうです。

貪・瞋・痴

貪・・・欲のこと、貪欲

瞋・・・怒りのこと

痴・・・無知からくる迷いのこと

この３つがこころの平穏を乱し苦しめる猛毒なのだそうです。

つまり怒りはこころを乱す、いいことではないということ。

ここまで達観したらよいですが、世間一般には　怒り　は

確かに行動の源かもしれません。

腹立つ！なんとか見返してやろう！　として頑張る

ムカつく！絶対今度は勝ってやる！　として頑張る

など。