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インプットとアウトプットの比率

今回のテーマは

「インプットとアウトプットの比率」

です。

 

自分のコンテンツを作成していく過程で

あなたは、「まずはインプットを」 というふうに考えているかもしれません。

これは合っているともいえますし、間違っているとも言えます。

 

どっちなんだい!

 

ってことですが、

もう少し分解してブレイクダウンして考えてみましょう。

あなたの見込み客にあるテーマについての有益なコンテンツを提供する

そういった場合にまず、なにをテーマにするかは決まっていても、

中身をどうするか ということになりますね。

ネットでしらべた情報あるいは、本に書いてあったそのままの情報

これを整えてコンテンツにしてアウトプットする

 

これはどうでしょうか

一応流れとしてはインプットからアウトプットまでできているような感じもありますが、

その情報は、もう既にある情報であり、そのままである

つまり、その情報をあなたから学ぶ理由はどこにもないわけです。

こうなると、そのコンテンツは実際売れないコンテンツになってしまうでしょう。

では、完全オリジナルの情報でないと駄目か

というと、そうではありません。

もちろん、あなた完全オリジナルでそして結果が出た情報なら

それはそれでよいことですが、

あなたがよっぽどの天才でないかぎりそもそもが完全オリジナル

ってそんなには多くつくれないわけです。

 

では、どうするか?

 

ここには2つの新しい視点が必要です。

 

①既に出回っている情報を自分で実践してみて得た体感経験をコンテンツにする

つまり情報が中心なのではなく、経験を中心にする

 

②①の過程は自分自身の経験過程であるので、そこにはオリジナルが発生している

過程の細かな感情変化などもコンテンツにしてよい

 

ここでお判りかとおもいますが、

情報自体がメインの価値ではなくなっているというところが重要な観点です。

たとえば、朝の時間の有効活用 というノウハウというかこれが情報だとして、

これは、自己啓発本でもどこでも多く取り上げられているテーマだとおもいます。

で、この情報自体はどこにでもある。

でもなぜそれがよいのか、どういうところが良いのか?

については、本に書いてある通りをコピーしても

あなたの文章に説得力を乗せることが難しいですね。

なぜなら自分が経験した体感からくる思い入れがこめられないから。

ここのエネルギーというか熱量は受けてに伝わるところです。

文章でもそうですが、動画コンテンツの場合より顕著に表れますね。

あなたも経験があるとおもいますが、普段なにかの出来事について、

伝聞でつたえるのと、自分が体感したものを自分というフィルタを通して表現し伝えるのとでは、

聞き手の食いつき方が違うとおもいます。

 

体感したときに自分がどう感じたか、

当初思っていたよりもやってみると意外に楽しくなるものであったり、

ステップを細かく分けてやったらうまくいった、であったり。

これ、もとのノウハウというか情報の中にはそんなことは全然書いてもないのだけれども、

実践したあなただからこそ伝えれることがプラスされて「オリジナル」になっているってことですね。

 

 

インプットとアウトプットの割合は?

これについてはいろいろさまざま言われています。

「インプット3割、アウトプット7割」

とよくいわれています。

なぜ、アウトプットのほうが多い?それではネタが枯渇するのでは?

と思われるかもですが、ここも少し別の観点がありますね。

 

つまり1ネタインプットで1ネタアウトプットではないということです。

どういうことかというと

同じ1つのタネから3つのアウトプットにアレンジしてもよいわけです。

あとは、2つのネタの組み合わせで3つのアウトプットに展開してもよいわけです。

確かに初期の時点で1インプットでいくつものアウトプットは不可能です。

最初のころは、ほぼインプットの時期がどうしても必要です。

それも、ただ本を読んで調べて、、といっただけでなく

ポイントとなるところを記録しながらインプットする。ということが重要ですね。

これは、なにも机に座って本のヨコに紙と鉛筆を用意して、

というようなガチガチな環境でやらないとということではないです。

電車の中で本を読むことももちろんあるでしょうし、

要は読みっぱなしで忘れてしまっての繰り返しだと

折角のインプットがあとで生きてこないというところを注意しないと

というところですね。

初期のころにある程度のインプットがされたあと、いざコンテンツを作り始めると、

実は今度はアウトプットが中心になります。

ひたすらコンテンツを作り続けるというフェーズになります。

この時、暫くすると、インプットをもっと増やさないととなってきます。

アウトプットばかりでインプットをしていないと感じてくるのです。

しかし、少し自分を客観的にとらえてみると実は

アウトプットの際にはそれなりに整理が必要なことから

その整理の中で過去のインプットを整え曖昧な部分は追加で

インプットしたりで仕立てていきます。

ですので、その作業の中である程度のインプットは続けているということに気付きました。

それと、この工程の中、つまりはアウトプットのコンテンツ作成の中で

自分は今なにがたらないか、そしてこの先のコンテンツを想定したときに

どのようなことを次の準備としてインプットするべきか

ということが見えてきます。

ですので、ただ闇雲にインプットしているよりも相当効率よく

必要なことのインプットの選択がされ効率よくアウトプットにむすびつける

という流れができてきます。

この流れは、商品企画の仕事と少し似ているところがあるとおもいます。

もし、あなたが商品企画のようなお仕事をされた経験があるならば

この一連のステップは結構上手く進んでいくと思われます。

 

あまり好ましくないのは、とにかくインプットを繰り返している状態がつづくことです。

 

自己啓発本などは、読んだその時は新しい考え方を手に入れた

というかんじで満足感があるとおもいます。

たしかに実作業的に役立つ情報が盛り込まれていて

そのインプット自体は重要なのですが、

この読み終えたときの満足感というか

ドーパミンが出る感覚

これを自分の中に取り込み租借して自分流にして身に着ければよいのですが

たいがいの場合は数日すると内容の記憶も曖昧になっています。

そして情報の記憶は曖昧になっているのですが、

読んだときの充実感の感情の記憶は残っているため、

また、新たな自己啓発本を求めにいきます。

なぜなら、読んだときの充実感、ドーパミンが得られるからですね、

自己啓発本自体は大切なインプットであることは間違いないです。

人生の大きな岐路において正しいと思われる方向にみちびいてくれたり

考え方が前向きになって行動がかわったり、

その効用は大きいのですが、

一方で、さきほどのように

読むこと自体で満足感を得られることの繰り返しになってしまう

読んでいる行為自体がなにか達成している感になる

というところは注意が必要です。

 

結局のところ、

インプットのあとにはアウトプットを行い、自ら実践しないと

折角のインプットを忘れてしまいますし、一時的な自己満足に終わってしまう

そして最も大切な自らの経験を通したリアリティのあるアウトプットが出来ずに

忘れて終わってしまう。

ということになります。

 

ーまとめー

インプットとアウトプットの比率がどうかという捉え方ではなく、

時間軸でとらえ、インプットとアウトプットは常にセットで対で扱うこと

 

インプットをもとに体感することで、自分というフィルタを通して

アウトプットがオリジナル化する

 

ポイント まとめ

〇インプットとアウトプットの比率がどうかという捉え方ではなく、

時間軸でとらえ、インプットとアウトプットは常にセットで対で扱うこと

〇インプットをもとに体感することで、自分というフィルタを通して

アウトプットがオリジナル化する

 

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

共に良いアウトプットしましょう!

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