とらえかたメンタル

しんどいとき 五感の感覚がにぶっている

 

 

今日もこのブログを読んでいただきありがとうございます。

 

今回のテーマは

「しんどいとおもうとき」

シリーズの

「五感の感覚が鈍っている」

です。

 

 

 

あなたは、こんな感覚を味わったことはないでしょうか。

 

・仕事からの帰り道、ふと空を見上げたらたくさんの星が見えた。この町でもこんなに星見えたっけ?

・夏の朝、通勤の途中で セミの声を聞いたときに、夏のワクワクを感じた。

・そろそろ天気が悪くなる、というような雨の匂いを感じた。

・知床**源流のペットボトル水の味、水ってこんなにも違うの

・外出先でたまたま入った喫茶店のイス、びっくりするほど座りごごちがよかった

 

都会では、自然に触れる機会が少ないとおもいます。

 

確かに田舎と比べると自然に触れる機会は少ないですが、

全く無いということではありませんね。

 

道端に花が咲いていたり、

鳥もいますし、

梅雨時期にカエルの鳴き声が聞こえたり、

 

自然はどこでもあるといえばあります。

 

しかし、人間は、

 

身体の外側の外界、

そこにいろいろなものが存在していても

いつもそのすべてを同じように感じ取れているわけではありません。

 

なぜでしょうか?

 

また、同じ人であってもその時々で感じ方、捉え方が違うの

はなぜでしょうか?

 

その時々の内面的コンディションによって、

この身体感覚の開き具合は異なります。

 

「開き」というのは、

五感が脳に伝わっている度合い、とでもいいましょうか

 

・深刻になにかを悩んでいるとき、

・考え事をしているとき、

・緊張しているとき、

 

こういった時には、多くは

身体感覚は「あまり開いていない状態」

となっていると思います。

 

つまり、

脳の活動として、

外界の刺激情報を処理する部分はできるだけ制限し

その活動の多くを自身の内面的タスクにリソース配分した状態であるといえます。

 

パソコンでも重たい画像処理などを走らせているあいだ、

キーボード入力の反応が遅くなったりするようなことが

あると思いますが、

 

脳の活動がそんな感じになっているということです。

 

いつもの、普段なら感じて反応している外界の刺激を

感じ取れないくらい内面タスクの活動に引っ張られている。

 

考え事していて信号が赤なのにそのまま道を渉る

止まらないで、車にクラクションをならされ

ハッと我に返った。

 

危ないですよね。

危険回避も出来ない平常の判断が出来にくい状態になっている

感じです。

 

平常の判断が出来ないということは

本来のバランスをとった行動が出来ない

適正なパフォーマンスが出せない状態になっている

とも言えます。

このような状態は良くありません。

 

このような状態から抜け出すには

さきほどの車のクラクションのような

外的な強い刺激を得るか

もしくは、

自分で気付いて、軌道修正するか

 

しかし、なかなか自分で気づいて起動修正することは

難しいことです。

 

内面的な思考がそれほど重たくない場合には、

携帯の着信で我にかえったり

いつもの降りる駅についたり

そんなことをきっかけに

ハッと、元にもどるのですが、

 

悩みが重たい場合には一度戻っても

すぐにまた、同じ悩みに立ち帰ってしまいます。

 

なんとかならないのでしょうか

 

イメージ的には

悩みの壺に入ってしまって、

自分ではそこからなかなか抜け出せない状態です。

壺状態の記事はこちら

 

 

 

 

 

 

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